すずまどの日常

20代後半、既婚、専業主婦。現在妊娠中。2018年、関西から関東へ引っ越してきました。凡庸な一人間の気付きを綴ります。

妊婦歯科検診と歯のメンテナンス

 

先日、ようやく重い腰をあげ、妊婦歯科検診に行ってきました。

 

私自身、歯科医院で勤めていたので、歯の管理にはずっと気を遣っており、退職後、昨年新天地へ引っ越してきても2度ほど歯のクリーニングに通っていました。

なので妊娠中はリスクが高いにしろ、自分の歯には問題ないだろうと、なかなか検診に行けず。

でも妊婦は補助で無料で受けられるし、毎日家にひきこもってばかりなので、気分転換にようやく行ってきました。

 

妊婦の歯周病のリスクについては、昨日のNHKあさイチ」の特集の中でも取り上げられていましたね。

 

今時「マタニティ歯科」なんて科目を設けている歯科医院もあるのかと驚きました。

患者側としてはこうして科目を大々的に設けてもらっているほうが、気軽に来院

するきっかけになっていいと思います。

歯科医院はコンビニよりあるなんて以前から言われているし、今時医療機関も患者が医者や医院を選ぶ時代ですから、サービス業と同じようなことを実践するのは必要なことなんだと思います。

 

私自身、歯科医院に勤めるまで、虫歯になりにくい体質なのもあってか、歯のことは無頓着でした。

幼いころは歯磨きが苦手で、学校の歯科検診では歯垢が溜まっています、と毎回検診票にかかれるほど。笑 当然虫歯もできましたが、幸い大きな虫歯はできませんでした。

中学生のころ歯医者に行った記憶を最後に(これもおそらく虫歯の治療目的の受診ではなく、歯のクリーニングだったとおもいます。)

20歳を過ぎて親知らずが痛み歯医者に行くまで歯医者とは無縁の生活をしていました。それでも虫歯はありませんでした。

 

ひょんなことから、幼いころ通っていた地元の歯科医院に就職し、働きながらいろんな患者さんを見て、歯のことを専門的に学ぶうちに、「こうはなりたくない」と反面教師にして、自身の歯のメンテナンスにも気を遣うようになりました。

(大概の患者さんは、歯が悪くなってからくるので、反面教師だらけでした。)

 

こういうきっかけがなかったら、私は今も歯をいい加減に磨いていたかもしれません。

なかなか、自身がひどい目にあってからであるとか、目の当たりにしないことには「予防」まで行動できない人が殆どなんだなあ、と働いていて実感しました。難しいですよね。

 

私自身は歯科医院を辞めてからも毎食後できるときは歯ブラシを、毎晩は必ずデンタルフロス、タフトブラシも併用しています。

 

が、先日の妊婦歯科検診前にいつも通りその三種類を使って歯を丁寧に磨いてから、検診に臨みましたが、なんと染め出し(歯垢に色が付く薬液)で磨き残しが…!

 

歯ブラシを当てたつもり、フロスをあてたつもり、タフトブラシをあてたつもり、

でしたが、あくまで「つもり」だったようで…

 

歯科医院勤務時代、患者さんが、「毎日しっかり丁寧にみがいているのに、どうして虫歯ができるのかしら」と、嘆いているをよくみてきましたが、その人もあくまで丁寧に磨いている「つもり」であり、「やっている」のと「できている」のはまた別の話なんだけどなあ…と思っていたことを思い出しました。

できているかできていないかは素人にはわからないので、

やっぱり定期的にプロにみてもらうことは重要です。

 

私が受診した医院の熟練そうな歯科衛生士の女性には、「これだけできていたら十分なんだけど…」と言ってもらえはしましたが、丁寧にやってるつもりだったので少しショックでした。

 

磨き方も丁寧に教えてもらい、早速その日から実践。毎日のことなのでやはりいい加減になっていた部分もあったようなので気を引き締めてまた歯のケアを続けるモチベーションになりました。

 

定期的に歯医者にかかり、虫歯の早期発見、汚れを落としてもらうことはもちろん、自分のケアの仕方も定期的にみてもらい管理してもらうことによって、意識が高まり、日々のモチベーションにつながっていくので、とても大切なことだとおもいました。

 

院長先生にも見ていただき、「虫歯もないし優秀だね」と言ってもらい、特に治療は必要なく、お会計ももちろんなしで、妊婦さん向けの歯についてのパンフレットと、歯ブラシをもらって帰りました。帰り道、コンビニに寄って、甘い菓子パンとプリンとあまい紅茶のジュースを買って帰ったのは、内緒にしといてください。(笑)

 

次回も歯に関連した記事を更新する予定です(^.^)